Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第24回 28mm f/1.4

 間もなく、永く不在であった、28ミリf/1.4が、最新の設計で発売されます。これは、私には、痛恨のレンズです。

 現在、N社のレンズのラインナップは、Gレンズから電磁絞りのEレンズへと切り替わりつつあります。しかし、フィルムでAF化した時代には、MF時代のSレンズと、チップ入りのPレンズ、及び絞り輪付きのDレンズが主流で、F3以前のユーザーにも配慮されたものでした。

 当時、AFレンズでf/1.4があったのは、50ミリ、85ミリ、及び28ミリのみで、50と85は持っていたので、28ミリを買うべく貯金をしていました。

 そんな最中に、永く切望された、中級者用デジ一が発売されるとのことで、それまでほぼ全員がエントリー機を使っていたN社ユーザーは、中級者と思うほぼ全員が飛びつきました。結果、レンズは、後回しになってしまいました。

 しかし、それは、最初から多くのラインナップを用意していたC社に、大きく水をあけられる原因となり、結果「1強」時代を迎えることとなりました。それ以外のメーカーを使っていると、「まだ、お前、C社じゃないんだ。」という白い目で見られる時代で、結果他のメーカーは生産を縮小、売れ筋以外は生産中止、という事態となりました。その中に、28ミリf/1.4Dは含まれていました。そりゃそうでしょう、定価25万円のレンズは、バカバカ売れる訳ありません、たまに売れるだけでは生産中止はやむなしと思いますが、結果購入の機会を失い、永く悔やまれる結果となりました。

 前にも書きましたが、28ミリは、広角でも王道の焦点距離で、最初に薦められる焦点距離でもあります。その王道のレンズが、永く不在だったのです。正直、遅きに失した感じはしますが、やっと本気になってくれたので、少し安心しています。

 しかし、Eレンズは、新しいデジ一のみ対応しているレンズで、Fシリーズ最新のF6でも使えません。古いのは、やはりオークションを探さないと出てこないのでしょう。

 ただ、かつては成長産業であったカメラも、スマホにやられたコンデジほどではありませんが、世界的に縮小基調、今後の展望はあまり明るくありません。やはり、スマホでは撮れない写真を撮らねば、カメラの価値はありません。それを、肝に銘じておきます。

 それでは、次回をお楽しみに。