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Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第9回 85mm

 師匠は、言った。「85ミリ、可愛い女の子を撮るレンズだね。」

 この焦点距離を「ポートレートの基本」というプロもいますが、やはり85ミリは一般に、女性を撮るためのレンズ、と言われます。某レンズメーカーは、「女性を撮る」専用の85ミリを、同社の名作90ミリがあっても製造します。たった僅か5ミリの差に、思い入れがあるのでしょう。

 色恋事はご無沙汰の私も、F/1.4Dがあり、F/1.8D、AF-S F/1.8Gで止めようと思ったときに、目の前に、AF-S F/1.4Gのキャンセルによる売約流れを見てしまい、思わず衝動で買ってしまい、しばらく支払いに苦しみました。しかし先日夜景に使用すると、点光源も綺麗で、流石ナノクリ、文句なしの画像でした。

 ただ20万超のレンズを普段使いや、増して雨天時に使うのは愚かなので、通常は乾燥庫の肥やし、僅か2/3段暗いだけで半値となるF/1.8シリーズが主力です。これを、鉄道写真に応用出来ないか、と考えるのが私です。

 「お立ち台」、則ち撮影ポイントによっては、ここは望遠が必要だったり、いや標準系でもイケる、等の解説はありますが、やはり自分の目と技術で確認したいところです。先ず50でも確かめ、次回は85で試したいなあ、と思う場所が何か所かあり、行く機会を窺っています。特に、リバーサルも未だ使う私は、フルサイズとの併用で、いくつかの楽しみもあります。正直、APS-Cでは、焦点距離読み替えがあり、思ったような成果が出ないのが悩みでした。

 まあ、私のカメラは、女性ではなく、鉄道を撮るための機械ですから、今更浮気はしませんが、この、中望遠の特徴を、今後十分に生かしたいと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。