Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第1回 70-200mm

 あるプロは、言いました。「f4で、良い」と。

 鉄道ファンの大半が使う、70-200mm。ほとんどの人は、f2.8です。レンズの三脚座では無く、カメラで三脚に固定しているために、2回もレンズの修理をした人もいましたが。

 そんな人は例外で、普通に使う人は、発売間もないFLを欲しいですが、これは電磁絞りのEレンズで、フィルムは放棄するか、それとも従前のGレンズにするか悩ましいです。しかし、その前に、f4を、使いこなせるのでしょうか。ステップは、あると思います。

 大三元に隠れて、f4シリーズは、地味な仕事に終始しています。しかし、レンズメーカーがパクるほどの設計で、侮りがたい一品です。三脚座別売という問題もありますが、手持ちにも十分な軽さで、決してひけは取らないと思うのですが、使っている人は、ほとんど見ません。一絞りの差で、10万円も違うのに、選択する人は少ないです。

 70-200mm f2.8のユーザーは、人垣の前に行けるときでも、頭越しに写すことが好きなようで、確かに所有欲は満たすでしょう。見た目の大きさ、金額も、プロ級のものです。それに対してf4は、見た目に貧弱で、巨艦大砲主義のオーナーには、意味を感じないものでしょう。

 しかし、実用性は十分で、雨天時を考えれば、20万ものレンズにはカビを生えさせるわけにはいかないので、妥当な判断と思います。

 所有欲と実用性、どちらが重要なのでしょうか。今一度、よく考えてみたいと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。