Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

レンズ

第27回 80-400mm

そのレンズは、史上初でした。 普通の人に手が届く望遠ズームの上限が、70-300ミリであった頃、「史上初の手ブレ防止レンズ」として、このレンズはデビューしました、そう、80-400ミリF/4.5-5.6VRです。400ミリという長射程に対応…

第26回 55mm

このレンズが、マイクロレンズの原点です。 オークションで見かけ、一目で気に入り、落札した、55ミリ。規格は非Aiで、F5以降では可倒化改造が必須の、旧式なレンズです。その時代のカメラでは、基本的にはフォトミックは使用しないので、連動は気にな…

第25回 14mm

そのレンズは、史上最広角でした。 ちょうどフィルムとデジタルの主流が入れ替わる時期に、そのレンズは発売されました。14mmF/2.8、N社の現行単焦点では最広角、レンズにはゴールドリングも入ります。当時としては、対角線魚眼より広角であり、画期的…

第24回 28mm f/1.4

間もなく、永く不在であった、28ミリf/1.4が、最新の設計で発売されます。これは、私には、痛恨のレンズです。 現在、N社のレンズのラインナップは、Gレンズから電磁絞りのEレンズへと切り替わりつつあります。しかし、フィルムでAF化した時代に…

第23回 8-15mm

暫く投稿を休んでいるうちに、ビッグニュースが入ってきました。「8~15mmズーム魚眼レンズ」発売とのことです。 MF時代、N社の最広角は6ミリ、キノコ形の超巨大レンズで、前を向いても後まで写る円周魚眼レンズでしたが、MFレンズの整理、及びそ…

第22回 14-24mm

それは、驚異のズームレンズでした。 「大三元」と呼ばれるのは、標準の24-70ミリ、望遠の70-200ミリ、そして、広角の14-24ミリの、3つのF2.8ズームレンズです。今年創業100年を迎えるN社の、100周年記念販売品に、カメラと併せ…

第21回 24-120mm

それは、APS-Cユーザーでも、常用する人がいるレンズです。 かつて、フィルムからデジタルへとカメラの方向性が大きく変わっていく時代に、まるでその流れに抗うかのように、おそらく最後のフィルム機となる、フラッグシップ機が発売されました。そのカ…

第20回 24-70mm

そのレンズは、報道記者の常識でした。 「オールインワン」の高倍率を使っていた頃、両端の幅が狭く、則ち恐ろしく倍率が低く、しかも非常に値段の高いズームレンズがありました。高倍率は、普通AFセンサーが働くギリギリのf/5.6かf/6.3、それに…

第19回 18-35mm

購入した当時、そんなに役立つレンズとは、思っていませんでした。 フィルム時代、18、20、24、28、35ミリと、主要な広角レンズ域をカバーするレンズとして、普通に買った同レンズ。当時は外部駆動で、マウントに内蔵したカップリングでピントを合…

第18回 18mm

そのレンズは、混乱の中、ひっそりと姿を消しました。 今から十数年前、「EFに非ずはカメラに非ず」という時代があり、それ以外のメーカーを使っていると、「あんた、変人ねえ!」という顔をされたものです。例えば、プロはその当時ほぼ全員が「白レンズ」…

第17回 60mm

それは、世代が変わった現在も、販売されているレンズです。 MF時代は、55ミリとして販売されていた、いわゆるマイクロレンズ。専用の接写リングを使うと、最大等倍まで接写が出来、花や昆虫などの撮影に使用されました。実は、その初期の接写リングまで…

第16回 90mm

そのレンズは、レンズメーカー製でありながら、銘玉と言われていた。 90ミリと言えば、通称「タムキュー」、そうレンズメーカーT社製90mmf/2.8のことです。遙か昔のフィルム時代から謳われる名作、改良を加えながら、現在まで伝統が続いていて、…

第15回 50-500mm

これも、純正の規格では、とても出せないレンズなのでしょう。 現在、普通の人が買える値段で一番の望遠ズームは、150-600ミリf/5.6-6.3、値段は10万強~20万弱ですが、それが開発されるまでは、上限は500ミリ、各社ありましたが15…

第14回 12-24mm

そのレンズは、純正の規格では、多分出せないのでしょう。 EFマウントには、フルサイズ用11ミリがあるとのことで、純正でレンズメーカーを上回るレンズを造りました(勿論、値段も相当でしょう)が、Fマウント純正フルサイズ用では14-24ミリf/2…

第13回 45mm

それは、とりわけ小さく、とりわけ貧弱なMFレンズでした。 普及版デジタル一眼が発売され、時代はデジタルへと大きな流れが出来ていく中、その流れに抗うかのようなカメラが発売されました。 そのカメラはAFではなく、またマニュアル露出を原則、しかし…

第12回 135mm

それは、「かゆいところに手が届く」レンズでした。 常用を大三元に出来ない、「仕事ではない」カメラマンは、でもナノクリが使いたいので24-120mmf/4を使います。そうすると、高倍率ズームと比べ、制約は大きくなります。広角側の余裕は出来たも…

第11回 70-300mm

それは、初めての望遠レンズでした。 今のように、高倍率ズームが一般的ではなかった頃、300ミリは、手の届かない距離でした。プロ用の300ミリf/2.8、一般的な300ミリf/4はありましたが、そこまで届くズームは、f/5.6レベルでもなかな…

第10回 58mm

その焦点距離を聞いたとき、それを理解するのに、私はあまりにも幼かった。 私の通っていた中学校には「写真部」があり、写真はあまり撮っていなかったらしく、文化祭の展示は、カメラ店でタダで貰ってきたカメラのカタログを並べるだけでした。そこで、FD…

第9回 85mm

師匠は、言った。「85ミリ、可愛い女の子を撮るレンズだね。」 この焦点距離を「ポートレートの基本」というプロもいますが、やはり85ミリは一般に、女性を撮るためのレンズ、と言われます。某レンズメーカーは、「女性を撮る」専用の85ミリを、同社の…

第8回 28mm

師匠は、言った。「35ミリでは、違いは、分からないよ。」と。 2本目の、単焦点レンズ、広角にすることは決めていましたが、どれにするのか、悩んでいました。24ではちょっと行き過ぎ、そうすると28か、35でどうかという話になりますが、28か、3…

第4回 50mm#3

ある人は、言った。「50ミリより長いのが望遠で、短いのが広角だ。」 私は、言った。「50ミリの絞りを絞って広角風に、開いて望遠風に撮りたい。」 あなたは、どちらが、技術が上だと思うでしょうか。 確かに、50ミリより長いのは望遠レンズ、短いのは…

第3回 50mm#2

58mm、F/1.4Gのコメントには、こう書かれていました。 「思ったほど大きくない。」と。 50mmの原形、58mmは、自然な設計で、だいたい一番小さくなる焦点距離で、その発展形である50mmは、一般に貧弱な大きさになってしまいます。そこ…

第2回 50mm#1

そのレンズを手にしたとき、私はあまりに幼すぎた。 初めて一眼レフを握ったのは、中学校の時。修学旅行で京都の社寺、および友人を撮るため、姉のお下がりの、Kマウントのフィルム一眼レフを手にしました。 AF一眼レフ登場前、スプリットマイクロでピン…

第1回 70-200mm

あるプロは、言いました。「f4で、良い」と。 鉄道ファンの大半が使う、70-200mm。ほとんどの人は、f2.8です。レンズの三脚座では無く、カメラで三脚に固定しているために、2回もレンズの修理をした人もいましたが。 そんな人は例外で、普通…